2回目 施工編
今回の施工で使用するのは
『端材』
『木口テープ』
『百均フィギュアスタンド』
が主な材料です
まずは化粧棚板の端材からですが、用意できた端材の色は白で、そのまま木口テープの白を貼って使用すれば手間は大きく省けます
しかし、実験的な工程を考えてあえて黒にします(もし傷ついてもマジック等でタッチアップがその場で可能)
最初に表面をサンドペーパー(240番)でひと皮以上削りとります
理由はそのままでは塗料が定着せず、簡単に剥れるためです
ラッカースプレーの消し黒で、裏は適当に拭き、表は3〜4回拭いて塗膜を厚めにします
完全乾燥したら木口テープを貼るのですが、その前に速乾性のボンドを塗布します
接着力を格段にアップさせるためです
あとははみ出したテープをカットします
続いてベニヤですが、これの簡単施工は同じ大きさのプラ板を貼って塗装し、木口テープを貼るのが手っ取り早いです
ですが、今回はあえて木目を出したデザインにしました
まずはサンドペーパーで表面と木口を滑らかに整えます
そして水性ニスを塗ります
ある程度乾いたら(表面が軽くペタペタしてる程度)もう一度塗り、乾燥させます
またある程度乾かし、今度はサンドペーパーで表面を軽くかけて浮き上がったゴミを除去します
そしてまたニス
これをだいたい3回程度繰り返します
着色と塗膜がある程度定着したら、最後のサンドペーパーをかけた後に艶消しクリアを塗布して終了です
あとは木口テープを貼ります
さて、ここまでは大した道具は必要ないと思いますが、唯一の問題は穴あけ加工です
百均フィギュアスタンドの差し込み穴が7ミリです(アクションスタンドも同径)
電動ドリルを所有している方なら何の問題もありませんが、無いとなかなか骨の折れる作業です
でもワンホールだけのために電動ドリルを購入するのも………
解決策として7ミリの円周をけがき、ピンバイスでそれをなぞって彫るか、彫刻刀で掘り広げる等の方法となるでしょう
ホームセンターによっては有料での工作室を使わせてもらうのも手です
以上が施工編となります
次回には完成のディスプレイ編をお伝え出来ればと思ってます
ご拝読ありがとうございました









